2022/05/07更新
GWが終わり仕事始めの方も多いのではないでしょうか。
今年のGWは制限なしでの旅行が解禁され、観光スポットは
大賑わいでした。
そこで、今回は三重といえば多くの方が訪れる「伊勢神宮」(正式には神宮)の
あれこれを紹介したいと思います。
<神宮の歴史について>
まず、神宮は「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を祀る内宮、「豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る外宮ほか、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所もの所管社など構成するお社は実に様々で、計125社から成り立っています。
日本神話には多くの神様が登場しますが、その中でも皇族のご先祖にして日本人の総氏神である「天照大御神」は最も尊い神様と言われています。伊勢神宮が日本最高位の神社と称されるのは、この神様が祀られているからなのです。
伊勢神宮が創建されたのは約2000年も前のこと。もともと「天照大御神」は代々天皇のお近くに鎮座していましたが、第10代崇神天皇が宮中外に祀ることを決意。これにより天照大御神は大和の笠縫邑(現在の奈良県桜井市)にお引越しします。
その後、第11代垂仁天皇の皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)がさらに祀るにふさわしい場所を求め、伊賀、近江、美濃など14もの地を巡ったとのこと。長旅の末、たどり着いたのがここ伊勢でした。
「日本書紀」によれば、天照大御神が「伊勢の国は都から離れているものの美しい国。この国にいたい」(筆者意訳)とお告げをされ、倭姫命はその教えのまま五十鈴川の川上に宮を建てたとされます。
以上が簡単な神宮の歴史の紹介です。
次回は参拝方法についてお話しをしたいと思います。